zImageの作成ファイルの生成
zImageファイルの生成手順について記載する。これも、参考サイト:No.1と同じことを行っている。
目次
前提条件
- 使用するOSがUbuntu16.04 LTS であること。
- 使用するvivadoのバージョンは、2018.2であること。
手順
この手順は、Xilinxリポジトリよりlinuxカーネルをダウンロードするところから、zImageファイルの生成まで説明する。
Xilinxリポジトリよりlinuxカーネルをダウンロード
次コマンドを入力し、Xilinxリポジトリよりlinuxカーネルをダウンロードする。
git clone https://github.com/Xilinx/linux-xlnx.git
ダウンロード完了後、linux-xlnxというディレクトリが生成されるので、そのディレクトリに移動する。
cd linux-xlnx
使用するvivadoのバージョンでブランチを切る。今回は2018.2なので、xilinx-v2018.2でチェックアウトし、xilinx-v2018.2_zyboというブランチを作成する
git checkout -b xilinx-v2018.2_zybo refs/tags/xilinx-v2018.2
zImageファイルの生成
次のコマンドを入力し、ビルドを行う。
make ARCH=arm xilinx_zynq_defconfig make -j8 ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf-
ビルドが完了後、zImageが./arch/arm/boot/のディレクトリ内に生成される。